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キズツス、へリアンテムム
(Cistus and Helianthemum)

アップルビー、キャロライン・マリア
(Applebee, Caroline Maria, ?−1854年)

水彩、紙、約22×20cm
署名、年記なし

 Cistus(シスタス)はギリシア語でハンニチバナ(rock-rose)を指す。Helianthemumは「サン・フラワー」の意味だがヒマワリとは異なる。性質の類似性から「サン・ローズ」と呼ばれることもあった。16、17世紀のジェラードおよびパーキンソンは3種のシスタスを把握しており、「矮生のシスタス」とも言われたヘリアンセマムもやはり3種わかっていた。18世紀に徐々に種が増え、19世紀初めに急にこれらの人気が高まる。1825年から1830年の間に種苗商のロバート・スゥイートが『システィナエ』(Cistineae)という挿絵つきの本を出し、シスタスおよびヘリアンセマムの、変種を含む112種を掲載した。それらはすべてロンドンのナーセリーで入手可能だったという。残念ながら多くが寒さに弱く、1837年から38年にかけての冬に、かなりの品種が消えてしまった。多くの種が変異を起こしやすく、自然にできた変種はしばしば種として分類される。また人工交配も容易で、フランス人の園芸家エデュアール・ベルネ(Eduard Bernet)は1860年代から70年代の間に200種以上のシスタスを育てた。作品に描かれている5つの栽培品種は、どれも名前がない。

 
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RHSポストカード
62キズツス、
ヘリアンテムム

 定価  157円  (税込)