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ウラソエシビジュツカン
浦添市美術館
  • 駐車場あり

浦添市美術館は幅広い世代で楽しめる異国情緒の溢れる日本初の漆芸専門美術館です。那覇からも近く駐車場も多く完備しています。

  • カテゴリー観光歴史・文化
  • 電話番号0988-79-3219
  • エリア中部
  • 駐車場大型車:4台 普通乗用車:177台 身障者用車:13台
  • 営業時間9:30~17:00(入館16:30まで)

浦添市美術館は1990年に、沖縄県では初となる公立美術館として開館されました。国道330号線沿いに位置しており、存在感のあるいくつもの塔が連なる外観が特徴的で、緑豊かな森に囲まれた風情溢れる佇まいです。建築物は「塔と回廊による構造」をテーマとしており、その異国情緒が溢れる雰囲気からも建築好きな方からも人気があります。周辺には浦添市立図書館や浦添運動公園、てだこホールなどの施設があります。地元の浦添市民はもちろん、沖縄県外からの観光客や近年ではアジア諸国からの観光客が団体ツアーとして多く訪れています。

見どころ

  • 琉球漆器

    華やかさと温もりを感じる琉球漆器

    沖縄県を代表する伝統工芸の琉球漆器ですが、15世紀から作られていたとされ当時からアジア諸国との貿易が盛んに行われ技術が伝わりました。沈金(ちんきん)・螺鈿(らでん)・箔絵(はくえ)・漆絵(うるしえ)・密陀絵(みつだえ)・堆錦(ついきん)と呼ばれる様々な技法が用いられ、時代とともに技術進化している様子が作品を通して存分に見られます。金箔や貝が生む色鮮やかさ、滑らかで繊細な美しさや力強さに思わず目を奪われます。高温多湿な沖縄の風土には漆器を作るのに適しており、琉球王朝時代から植えられていた漆の木とアジア諸国から得た樹液を用いて作られていたとされています。木地には沖縄県民に馴染み深いデイゴやガジュマルが用いられます。漆の木はアジア地域にしか自生しないため、漆器を作るのはアジア圏独特の文化と言えます。

  • 金龍の土器

    アジア諸国の歴史を感じる数々の作品

    作品は琉球漆器を中心に展示されていますが、16世紀~19世紀までの中国や朝鮮などの東アジア諸国・タイやミャンマーなどの東南アジア諸国の作品展示や歴史、琉球漆器が作られるまでの工程が詳しく記されています。また、直に漆器に触れられる展示コーナーが設けられたり、モニターで職人が琉球漆器を作る様子が見れるようになっています。どの作品にも、その国独自に伝わる架空の生き物や縁起の良い作物などが描かれたり、形として表現されている物が数多く展示されていました。

  • 赤文様の工芸品

    時代とともに進化する工芸品

    時代が進むにつれて、平面的な物から立体的で生活する上で必要な実用品へと進化しているのが見られます。生活品でありながら、色鮮やかな装飾を兼ね備えた美しさがあります。16世紀~19世紀当時には、漆器や様々な工芸品が国同士の文化交流として欠かせない献上品であったとされています。多くの優れた技術が伝えられ、また新たな技術が生み出されていたのを感じる事ができます。アジア諸国独自の表現技法や、職人の技と美が生み出す琉球漆器の世界観と魅力に酔いしれる空間です。

浦添市美術館の魅力

美術館入口

館内では企画展示と常設展示がされており、定期的に展覧される物やテーマが変わります。常設展では、地元沖縄の伝統工芸品を中心に作家さんや学生の作品などの展示会が定期的に入れ替わり催されています。特に琉球漆器などの漆芸品の展示に力を注いでおり、日本初となる漆芸専門美術館として広く知られています。

作品を説明する音声ガイドが無料で貸し出されており、最近からは英語や中国語でも対応しています。美術館内にはミュージアムショップがあり、沖縄で活躍する作家さんの作品や伝統工芸品が数多くあり購入する事が可能です。常設展の隣では定期的に入れ替わる企画展があり、老若男女の幅広い世代で楽しめる美術館です。

夏休み期間中はやゴールデンウィークには、地元の親子や海外観光客が多く訪れて賑わっています。また、隣接する建物には展望台があり、頂上からは浦添市内の風景を眺望する事ができます。浦添運動公園や浦添市立図書館へも徒歩で行ける距離なので、1日通して楽しめる施設が揃っています。ぜひ、浦添市美術館へ足を運んでみてください。

写真一覧

  • 美術館外観
  • 美術館外観
  • 館内
  • 売店
  • 航海図
  • 漆器イメージ
  • 金の漆器
  • 龍の漆器
  • 美術館外周
  • 美術館周辺の景観
  • 琉球漆器
  • 金龍の土器
  • 赤文様の工芸品
  • 美術館入口
  • 金文様の漆器
  • 赤文様の漆器
  • 中国の工芸品
  • 鳳凰の漆器
  • 工芸品の売店
  • 様々なグッズ
  • 美術館周辺の景観
  • 美術館周辺の景観
  • 美術館周辺の景観
  • 美術館周辺の景観

浦添市美術館の基本情報

名称 浦添市美術館
電話番号・FAX

TEL:0988-79-3219

FAX:0988-78-1221

住所

〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1-9-2

アクセス

車:那覇空港から車で約40分

バス:普天間バス停から徒歩5分

営業時間

9:30~17:00(入館16:30まで)

定休日

毎週月曜日・年末年始 (※祝日は会館)

料金・メニュー

料金・メニュー

常設展観覧料
・一般 200円
・大学生 130円
・65歳以上 160円
・団体20名以上 一般 160円
・団体20名以上 大学生 100円

お支払い情報

平均予算

200円~1,500円

その他料金

なし

クレジットカード

不可

通貨

日本円

予約

予約可

来園予約:団体客のみ可能
駐車場予約:団体客のみ可能

店内設備

駐車場

大型車:4台(無料)
普通乗用車:177台(無料)
身障者用車:13台(無料)

詳細情報

所要時間

60~90分

禁煙・喫煙

館内禁煙

その他

なし

美ら島トラベルからのアドバイス

行ってみた感想

沖縄の伝統工芸品を間近で見学することが出来ます。またお土産でも購入出来るので漆器好きの方にはオススメです。

注意事項

連休シーズンになると多くの観光客が訪れる名所なので団体でお越しの場合には事前に予約がオススメです。

便利な「持ち物」

なし

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