沖縄で最も有名なパワースポット!三庫裏に目を奪われること間違いありません
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駐車場あり
平和祈念公園は慰霊碑や平和学習ができる場ではありますが、実は公園としての目的もあるため広大な広場や遊具などもあります。
- カテゴリー観光・歴史・文化
- 電話番号098-997-2765
- エリア南部
- 駐車場300台
- 営業時間平和祈念公園:なし、平和記念資料館:9:00~17:00、平和祈念堂:9:00~17:30(10月16日~3月31は17:00まで)
平和祈念公園ってどのようなイメージをお持ちですか?
「戦争」「平和」「慰霊碑」などのイメージをお持ちの方が多いと思います。
しかし、「戦争」「慰霊碑」と聞くと少し重たいイメージがあって、観光目的としては行きたくても行きづらくなってしまいますよね。 ちょっと軽はずみなような感じがして…。
でも、平和祈念公園を知ることで”行きづらい”から”行ってみよう”に変わるはずです。
平和祈念公園が建てられた意味や見どころ、癒しスポットなどを紹介!
この記事を読み終わる頃には、あなたはもう平和祈念公園に行くことを決めているかもしれません。
平和祈念公園とは?

平和祈念公園とは沖縄戦の終焉の地「摩文仁」に建てられた戦争の歴史を語り継ぎ平和を願う公園です。
沖縄戦で失った人々の名前が刻まれた”平和の礎”や沖縄戦の悲惨さが写真や映像で分かる”平和祈念資料館”などがあります。
沖縄戦のことを前もって知りたい方はさんまさん主演の映画「さとうきび畑の唄」やドラマ・書籍化された「白旗の少女」を見るのがオススメ。
サトウキビ畑の唄は沖縄戦の渦中を必死で逃げ回る家族のストーリーで、白旗の少女は実体験を元にした沖縄戦への知識が深まる映画・ドラマです。


他にも平和祈念公園では毎年6月23日の「慰霊の日」には県主催の沖縄全戦没者追悼式が行われたり、県内外の学生の平和学習として利用されたりしています。
そう聞くとやはり観光では行きづらいような場所に思えますが、普段は地元の方の散歩やイベント会場としても利用されている憩いの場になっているのです。
さらに、ネットや旅行雑誌には書かれていませんが平和祈念公園からはオーシャンブルーの海が一望できる絶景ポイントもあります。
広場や遊具などの設備も整っているので、子ども連れで訪れる方も多くいます。
見どころ
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平和の丘
平和の丘は沖縄のガマという洞穴に見立てて造り、「平和への誓い・意思」が込められたモニュメントです。
下から奥に進んでいくと天井からは光が差し込むような造りになっていて、その指し込む光のことを「平和の光」と言います。 -
生き物豊かな修景池
平和祈念公園には沖縄らしさが溢れた池もあります。
池にはグッピーやアメンボなどが生息しており、子どもの遊び場になっています。
のどかな風景は安らぎを与えてくれます。 -
癒しスポット
平和祈念公園の絶景スポット!
晴れた日には果てしなくが広がる青い海を眺めることができます。
ちっぽけな悩みなど全部吹き飛ばしてくれるような場所です。
平和祈念公園の歴史

さてここまで平和祈念公園の”見どころ”などを紹介してきましたが、もう少し平和祈念公園の歴史を掘り下げてみましょう。
平和祈念公園は終戦後、沖縄戦で失われた多くの命の鎮魂や祈りの場として生き残った人々が祈りを捧げてきました。
日本でも唯一地上戦を繰り広げられた沖縄は激戦地で、その戦火の中を逃げるようにして訪れた場所が平和祈念資料館の敷地内にある”摩文仁の丘”です。
摩文仁の丘に逃げてきた人々でしたが、逃げ場もなく捕虜になることも許されなかったためここでも多くの命が失われました。
沖縄戦で失われた命は20万人以上。今後、同じ過ちを繰り返さないようにと沖縄戦終焉の地に平和祈念公園は建設されました。
1960年代には本土から沖縄への渡航が容易になったことで、観光ブームが起き本土から多くの慰霊団が訪れるようになり、モニュメントの建設を求めるような声が上がりました。それから、1972年の沖縄返還により国定公園になったことで平和祈念公園は沖縄の観光スポットとして有名になりました。
平和祈念公園は4つのエリアに分けられていて、その中でも人が多く集まる場所が平和記念資料館や沖縄平和祈念堂などがある”平和ゾーン”。平和ゾーンにある平和記念資料館では、沖縄戦の写真や映像などで命の尊さと平和の大事さが学べ、霊域ゾーンには各県の慰霊碑や慰霊塔があります。
また、平和式典ゾーンには平和の礎などがあり毎年6月23日の「慰霊の日」には国籍・軍人・民間人関係なく戦没者の親族や関係者が追悼に訪れ平和を願っています。
広場ゾーンには広大な広場と展望台などがあり、普段は地元の人達の散歩やピクニックなどに利用されており、最近では遊具も設けられ子どもたちの遊び場になっています。
その他にも平和祈念公園では行事イベントなども開催され、七夕や凧揚げフェス、さらには初日の出イベントなどもあり賑わいを見せる一面もあります。
いかかがでしたか?「平和祈念公園」のイメージは変わりましたか?
イベントや憩いの場として利用されていることに意外と思った方は多いのではないでしょうか。
慰霊の場として守っていくことはもちろんですが、沖縄らしい賑わいも必要だとということで公園などの施設も作ったようです。
これからも平和祈念公園は次の時代に命の尊さや平和の大事さを伝えながら、訪れる全ての人の憩いの場になることでしょう。
写真一覧
平和祈念公園の基本情報
名称 | 沖縄県平和祈念公園 |
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電話番号・FAX |
TEL:098-997-2765 |
住所 |
〒901-0333 沖縄県糸満市字摩文仁444番地 |
アクセス |
那覇空港から約30分 |
営業時間 |
平和祈念公園:なし |
定休日 |
平和祈念公園:無し |
料金・メニュー
料金・メニュー |
平和記念資料館:大人:300、小人:150円 |
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お支払い情報
平均予算 |
一人あたり1000円以下 |
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その他料金 |
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クレジットカード |
不可 |
通貨 |
日本円 |
予約 |
不可 |
店内設備
駐車場 |
無料 |
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詳細情報
所要時間 |
20~40分 |
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禁煙・喫煙 |
禁煙 |
その他 |
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美ら島トラベルからのアドバイス
行ってみた感想 |
訪れる度に平和や命について考えさせられる場所です。多くの人の願いがこもっているキレイな公園です。 |
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注意事項 |
騒いだりしない、マナーはきちんと守りましょう。 |
便利な「持ち物」 |
タオル 日傘 飲料水 |